急流救助 パート12 流れⅢ 

講習が続いていた為にブログの更新が遅れてしまいました。

 

さて、季節は冬ですが急流救助の項目で、前回のブログから、スローバックレスキューにおいて流れを受けている要救助者が水圧を受けると水中に沈みいると紹介させて頂きました。

 

この危険性を回避するには、水圧から逃がせば良いのです。前回のブログでエディ(淀み)に誘導すると紹介していますが、それまでに水中に沈められしまう訳ですから、要救助者がライフジャケットの様な浮力が無ければ、僅かな流れでも水中に沈んでしまいます

 

単純に投げて誘導ではなく、要救助者がロープを掴めば、流れの速さによってはロープを投げる救助者も下流に降りながら、またはロープを引く力を緩める、ロープを少し出すなどして水圧を少し緩めながら誘導します。救助者も水圧によるロープの引張力から逃れることが出来ます。